【引っ越し豆知識】洗濯機の移動に必要な作業
2017年12月5日【引っ越し豆知識】洗濯機の移動に必要な作業
「初めての方必見!失敗しない不用品回収」をご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、「【引っ越し豆知識】洗濯機の移動に必要な作業」についてです。
引っ越しは様々な荷物の運搬が必要になりますが、衣服などと違い、家電の運搬には注意が必要です。特に、コード一本でつながっている家電とは異なり、洗濯機は水道や排水口とつながっているので、少し複雑です。そこで今回は、洗濯機の移動に必要な作業についてご紹介したいと思います。
【洗濯機の水抜き】
洗濯槽やホースの中に水が残っていると、運搬中に水が漏れて、他の荷物を濡らしてしまうことがあります。そういったことを防ぐためにも、運搬前に水抜きを行う必要があります。
■洗濯槽内の水抜き
通常の洗濯機の使用方法で使用していれば、洗濯槽に水が溜まっている方は少ないと思いますが、もし洗濯槽内に水が溜まっているのであれば、「脱水」を行い、排水しておきましょう。
■給水ホースの水抜き
通常、洗濯機につながっているホースは給水のための給水ホースと排水のための排水ホースの二種類です。ホースの水抜きを行う場合は、まず給水ホースから行うようにしましょう。
給水ホースの水抜きの方法は、洗濯機を空にし、給水ホースとつながっている水道の蛇口を閉めます。洗濯機の電源を入れ、「水量」ボタンを押して運転をスタートします。10秒ほどで洗濯機の電源を切り、蛇口から給水ホースを外します。
外す際に水がこぼれることがありますので、雑巾や洗面器を用意しておきましょう。
■排水ホースの水抜き
給水ホースの水抜きが終了したあと、排水ホースの水抜きを行います。
洗濯機の電源を入れて、脱水を一分ほど行います。洗濯槽内の水分を雑巾などで拭き取り、排水口からL字型の部品(エルボ)ごとホースを抜きます。この時水がこぼれることがありますので、雑巾や洗面器を用意しておきましょう。L字型の部品(エルボ)は防水パンの部品になりますので、ホースから外し、防水パンに戻しておきましょう。
【アース線の取り外し】
電源コードを外したら、アース線も取り外します。アース線はコンセントにつながっている、黄色や緑色の線です。プラスドライバーを使えば簡単に外すことができます。穴に差し込んであるだけのものは、そのまま引き抜くだけで取り外すことができます。
【新居での洗濯機の取り付け】
取り外したホースやコード、部品などは全てまとめて、洗濯機と一緒に新居へ運んでおきましょう。部品がなくなると洗濯機がとりつけられなくなる場合もありますので注意が必要です。
新居での洗濯機の設置で注意が必要なのが、防水パンの大きさです。洗濯機と防水パンの大きさが合わない場合は設置ができませんので、事前に確認しておきましょう。また、蛇口の位置が合わず、ホースが取り付けられない場合もあるようなので、気をつけましょう。
【まとめ】
今回のテーマは、「【引っ越し豆知識】洗濯機の移動に必要な作業」についてでした。洗濯機の移動はただ運ぶだけでなく、少し手間がかかります。新しい洗濯機の場合は手間をかけても運ぶ必要がありますが、もう何年も使用している洗濯機の場合は、手間をかけて運んでも、新居で使用後すぐに故障する可能性もありますので、引っ越しの機会に買い換えを検討されるのもいいと思います。新しく購入した洗濯機は新居に配送してもらうことで設置までしてもらうことができますし、古い洗濯機は不用品回収業者に依頼することで、手間をかけず、処分することができます。