モノを捨てるのは難しいですよね。

2020年4月20日

モノを捨てるのは難しいですよね。

それが大型の不用品であったり数が多ければなおさらですし、
それを自治会の回収地点へ持って行ったり、リサイクルショップに持ち込むのはとても大変なことかと思います。
さて、当たり前の話ですが、人間はいつか死んでしまいます。
しかし、日々の忙しさや毎年同じような日常が流れていると、そんな現実を忘れてしまいそうになるのかもしれません。
最近では「終活」という言葉をよく耳にしませんか?
テレビや新聞で「老後のことを考えて終活」であるとか「息子や娘のために終活」といった言葉をよく聞きませんか?
「今現在、終活している」もしくは「終活を考えている」という方は、本当に不必要なモノが出た際には、きっぱりと不用品回収に出してみませんか?

・そもそも終活って?

さて、そもそも「終活」とは一体どういうモノなのでしょうか。
簡単に説明すると
「生前のうちに、残された家族もしくは知人友人に迷惑が掛からないように、葬儀や御墓の手配、遺産相続の計画などを進めておく」
といったものです。
この説明を聞くと「自分で自分が入る棺桶を作るようなモノだ」と思う方もいれば、「今の時代には必要かもしれない」という考えの方もいらっしゃるでしょう。
ですが、高度経済成長を支えてきた世代、いわゆる団塊の世代が高齢者となりつつあり、数十年後には日本の人口の1/3を占めるのではないか、とされています。
ですから、そういった未来を見越し、「自分のことは自分で終わらせる」という潮流が生まれたのかもしれません。

・終活の考え方

「終活」の基本的な考え方ですが、主に次のようなモノがあります。

1 自身の葬儀と自身が入るための御墓の準備
2 遺産相続の計画、財産分与の方法を遺族に伝えておく
3 寝たきりや認知症、末期高齢者となった場合ケア、また延命治療を望むかどうか

といった項目が上げられます。
例えば1の「自身の葬儀と自身が入るための御墓の準備」に関しましては、葬儀の準備をされるのはご遺族の方であったり、知人や友人であったりする場合がほとんどです。
ですので、そういった方々の負担を減らすことが目的とされています。
また3の「寝たきりや認知症、末期高齢者となった場合ケア、また延命治療を望むかどうか」に関しては、自分の意思表明を明確にするということです。
そして2の「遺産相続の計画、財産分与の方法を遺族に伝えておく」というのが今回考えて頂きたい点です。

・モノの処分の考えてみる

遺産の相続には色々な形がありますよね。
それはお金・お家・土地だけではなくて「ご自身の所有物」なども上げられることでしょう。
愛用していた懐中時計やカメラ、そういった思い出の品を譲り受けてくれる人がいれば嬉しいですよね。
ですが中には「捨てる気でいる、もしくは相続するほどのモノでもない品」があるかとは思います。壊れてしまいそのままにしておいた不用品、ずいぶんと使っていない鞄などといった「昔は使っていたけど、今は使ってない。処分するタイミングが無かった」モノたちです。
それらのモノを処分せずいても、結局のところ処分するのはご自身の息子や娘さんであったり、知り合いや友人であったりするかもしれません。
ですから、そういった不用品の処分を考えておく必要があるのです。

・何を遺して何を処分するのかを家族と話してみる

モノには刻んできた時間があり、人はモノを見ることで思い返したり、自分を見つめ直したりすることがあります。
言ってみれば、「記憶のスイッチ」のような役割かもしれませんし、それを人は「思い出の品」と呼ぶのではないでしょうか。
さて、「終活」において不用品の処分を進めていると問題になってくるもの、この「思い出の品」でしょう。
中には「思い出の品は棺桶に一緒に入れてもらいたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが「全てを棺桶に入れたり、遺骨と一緒に埋葬するのは難しい」でしょう。
ですから、やはり思い出の品であっても「本当に必要なモノ」以外は手放してしまうのもよいかもしれません。
ですが、ご自身の所有物の中には「自分はそうでもないが、家族には思い出深いモノ」があるかもしれません。ですから、そういった「家族も思い入れのある所有物」はご家族と相談してどうするかを決めてみてはいかがでしょうか。

・モノを処分するときのコツ

「思い出の品」に関しては「家族と話し合う、本当に大切なモノを遺す」ということを上記しましたが、衣服や雑貨などの小物類は数が多く処分が大変かとは思います。
そこでモノを処分する際の簡単なコツをご紹介したいと思います。
① 必要なモノ/不必要なモノで分ける
② 分けられないモノはあえて分けない
③ 必要なモノ/不必要なモノ/分けられないモノ/に対して一か月の選的期間を与える
という方法です。一度試されてみて、譲ることも出来ない、するつもりもないモノは不用品回収に出してみては如何でしょうか。

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