デジタル遺品の遺品整理というもの

2017年10月19日

「初めての方必見!失敗しない不用品回収」をご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、「デジタル遺品の遺品整理というもの」についてです。

「遺品」という言葉はよく耳にしますが、「デジタル遺品」という言葉はご存知でしょうか?
今回は、近年、増えてきている「デジタル遺品」についてご紹介したいと思います。

【デジタル遺品とは】

故人が生前に使用していたものや、所有していたものなどを、遺品と呼びますが、その中でも、電子化されているものを「デジタル遺品」と呼びます。
例えば、スマートフォンやパソコンの中に入っている、写真や、動画、文書なども、その一つです。また、インターネットバンキングの口座や、株券などは遺産となります。
最近では個人でブログやSNSを利用し、情報を発信されている方も多いですが、そのようなページもデジタル遺品となります。

【デジタル遺品整理で注意すること】

■本人が生前にしておくこと

残念ながら、人の死というのは、いつ訪れるか、誰にもわかりません。若くても不慮の事故にあうこともあるのです。ですので、生前から、デジタル遺品整理をしておくことは、残された家族のためにも大切なことだと言えるでしょう。

・パソコンやスマートフォンのパスワードを記録しておく
・インターネットバンキングや株券などを所有している場合はログイン情報を記録しておく
・SNSやブログ、ネットゲームなどをしている場合はログイン情報を記録しておく
・家族に見られたくないデータ等で、他界した際は消去しても構わないものは、一定期間アクセスしないと消去されるソフトなどを使用して保管しておく

上記の内容をまとめたものを、信頼できる家族や人物にわたしておくか、その置き場所を伝えておくといいでしょう。
普段から、パソコンやスマートフォンの中身を整理しておくのも大切です。

■遺族がするべきこと

家族や親族が亡くなるというのは、本当に辛く悲しいものですが、遺族には葬儀の準備など、様々な役割があり、悲しんでいる時間がないというのも、現実です。そのような中、故人の遺品整理なども行わなくてはなりません。少しでも負担を減らすために、生前から、家族とデジタル遺品について共有しておくとよいでしょう。

・家族がインターネットバンキングや株券など所有しているか確認しておく。
・SNSやブログ、ネットゲームに登録しているか確認しておく。
・家族がまとめた、ログイン情報やパスワードなどの保管場所を確認しておく。

生前に遺品の話をするのは、縁起が悪いと避けてしまいがちですが、万が一の時に困ってしまうことのないよう、家族間で話しをしておくとよいでしょう。
また、デジタル遺品の中にはプライバシーに関わるものも多くあります。ご遺族であっても、必要以外のものは、できる限り、見ずに削除してあげましょう。

【まとめ】

デジタル遺品は気づかずに放置したり、処分してしまうとトラブルになることもあります。この機会に一度、ご自身のデジタル情報やデータの整理などをされてみてはいかがでしょうか。そして、ご家族で、デジタル遺品について、お話ししていただければと思います。

以上、今回のテーマは、「デジタル遺品の遺品整理というもの」についてでした。

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