イケアさんでタンスが倒れる・・。タンスを安全に利用する方法。

2017年10月30日

イケアさんはスウェーデン発祥の家具メーカーで、2006年に日本に店舗をOPENして以降、北欧テイストのカラフルな雑貨や家具、お手頃な価格が人気となり、今では日本各地で9店舗運営しています。
そんなイケアさんについて最近注目されているニュースがあります。アメリカやカナダでイケア製のタンスが倒れ、子どもが下敷きとなり、死傷する事故が相次いで起きているのです。

アメリカとカナダでは3560万個のタンス等の商品が回収されますが、日本では回収予定はないとのことです。

しかし、消費者庁もタンスなどの家具について、「イケア製に限らず、子どもが上るなどすれば転倒の危険がある」とし、安全に利用するよう注意を呼び掛けています。

ではタンスなどの家具を安全に利用するには、どうすればよいのでしょうか。

今回は「タンスを安全に利用する方法」について、ご紹介したいと思います。

【タンスを安全に利用する方法】

■転倒防止器具を利用する

今回転倒したイケア製のタンスの説明書にも、留め具を使用し、壁に固定をして使用するように記載されていました。イケアでは家具の転倒防止キットを無料で配布しています。イケアのホームページから、電話または、お問合せフォームで連絡すると無料で送ってもらえます。
また、イケア製品以外のタンスの場合はホームセンターなどで販売されている、L字金具などを使用して家具と壁を固定するといいでしょう。
賃貸などで壁に固定が難しい場合は、天井と家具を支えるポール式のものや、タンスの下に敷くマット式のものなど、転倒防止のための様々な商品が販売されていますので、そういったものを使用するのも、転倒防止策になるでしょう。

■タンスの配置場所に配慮する

例えば、寝ている時やお年寄りや子どもなどは、タンスが倒れた場合に、避けることができず、危険度が高いと予測されますので、寝室や、お年寄りの部屋、子ども部屋などには、なるべくタンスを配置するのは避けましょう。
また部屋の入口付近や廊下なども避けた方がいいでしょう。地震などの災害時に倒れてしまった場合、入口や廊下に配置していた場合、避難経路が塞がれてしまうことがあるからです。これ以外にもタンスを配置する際は、絨毯や畳などの不安定な床面を避けるなど気をつけてタンスの配置場所を決めることで、いざという時にも安心です。

■正しい方法で使用する

タンスの引き出しに子どもがよじ登ったり、引き出しを何段も同時に引き出すなどは絶対にやめましょう。タンスの前側に負荷がかかると、タンスは倒れやすくなります。必ず、引き出しは1段づつ出して使用し、子どもがタンスで遊ぶことのないよう注意しましょう。
また、タンスの下段の方に重いものを収納することで、倒れにくくなります。そういった点にも注意しながら、タンスを正しく安全に使用するようにしましょう。

【まとめ】

このように、タンスを固定したり、使用方法や、配置場所に気を付けることで、安全に使用することができます。タンスの下敷きになり死傷するなどの悲しいニュースがこれ以上増えることのないように、一度、ご自宅のタンスが固定されているか、正しく使用されているかなどチェックしていただけたらと思います。
今回は「タンスを安全に利用する方法」についてでした。

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