不用品は、人が生きている限り生まれ続けます
2017年7月18日「初めての方必見!失敗しない不用品回収」をご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、「不用品は、人が生きている限り生まれ続けます」についてです。
【ゴミは生活すればでるやむなきもの】
人は生きている限り、ゴミを出し続けます。料理をすれば生ゴミができますし、食器を洗えば洗剤の混じった水が生まれ、いずれ洗剤のカラ容器ができます。掃除をすれば掃除機の中に塵がたまりますよね、衣類もいつか傷んでゴミになります。
小さなゴミは、まとめてゴミ収集の日に出してしまえます。それほどの手間ではありませんよね。ですが、家具、家電など大きなものを捨てるとなるとかなりの手間です。テレビ、クーラー、冷蔵庫、洗濯機、パソコンといったものは、法律で定められた方法でしか処分できませんから、なおさら面倒です。
不用品を少なくすることはてできますが、ゼロにはなりません。
もちろん、不用品を減らすことは可能です。家具でも家電でも、耐久性の高いものを購入し、正しく使用し、手入れをこまめにすれば長持ちします。例えば冷蔵庫の場合、中に物を詰めここまず、冷気が回るように隙間を作ればよく冷えますし、機械に負担をかけません。それでも、いずれは壊れてしまいます。
【ものの価値が下がり不要品が発生】
また、機器の性能が向上した時などでも不用品が生まれます。10年前、SDカードは1GBが最高で、価格は10万以上しました。また数も少なく、秋葉原や日本橋といった電気街に数枚あるかどうかという程度です。現在ではコンビニエンスストアに足を運べば、数千円で、4GBや16GBのSDカードを買い求めることができます。ビデオデッキやフィルムカメラ、デジタルではないテレビはDVDデッキやデジタルカメラ(あるいはスマートフォン)やデジタルテレビに置き換えられました。
どのような工夫をしても、ゴミをゼロにすることはできないのです。
このように、人が生き続ける限り不用品は出続けるものです。ですが、誤解しないでいただきたいのです。不用品が生まれること自体は、決して悪いことではありません。
人は赤子として産まれ、少しずつ大きくなります。その間にベビーベッドを飛び出し、ランドセルが窮屈になり、学生服を脱ぎ捨てて、リクルートスーツを着るようになります。紋付袴かウエディングドレスなどは……最近はレンタルが八割と聞いていますが、何かしら思い出の品は手元に残りますよね。
人は齢を重ねるにつれて様々なものが必要になるものですが、それらはいつか必ず不要になる時が来るのです。それはお子様が健やかに育たれた過程であり、ご自身が人として成長した証であり、旦那様と連れ添った年月の深さであり、最後の最後まで生き抜いた勲章なのだと、私どもは考えます。
日々の生活の中で生まれる不用品を正しく、丁寧に処理することで、多くの方々の人生をわずかでも豊かで楽しいものにできれば。不用品回収という仕事に取り組む者の願いです。
【リサイクルには不要品回収】
不用品回収業者は、皆様の生活に寄り添います。
ずいぶんと昔、日本は都市部で生まれた不要物を周辺の農村の肥やしとして利用し、そこで生まれた野菜を都市部に売りに出したそうです。その当時から不要なものを有効に利用し、活かしていくサイクルが生まれていたのですね。
ところが工業化が進むとこのサイクルが崩れ、不要物は埋め立てに使ったりジャンクパーツを取り出すためにしか利用されなくなりました。戦後復興が加速度的に進み、河川や海、大気が汚染されました。
今では反省とともに、エコロジカルな生き方が見直されるようになりました。石油が枯渇する懸念や、地中からの希少金属の取り出しコストの高騰などもあいまって、再び不用品を有効に利用する方法が日々開発されています。この技術によって私たちはクリーンな環境で生活できるようになり、安くて高性能な電化製品を買い求めることも可能になりました。
私どもはお客様からご依頼を受け、不用品を回収することで、このサイクルのひとつになっています。その喜びを胸に、これからもお客様の期待に応えてまいります。