【注意】行政代執行になる前にゴミ屋敷を片付けよう!
2018年5月11日【注意】行政代執行になる前にゴミ屋敷を片付けよう!
「初めての方必見!失敗しない不用品回収」をご覧いただきありがとうございます。
今回のテーマは、「【注意】行政代執行になる前にゴミ屋敷を片付けよう!」についてです。メディアでも耳にすることの多い、ゴミ屋敷ですが、決して珍しい状況ではなく、全国に10,000件以上存在すると言われています。この記事を読んでいる方の中には自分の実家や近隣の住宅が、ゴミ屋敷で悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。そこで今回はゴミ屋敷が及ぼす影響や片付けの方法についてご紹介したいと思います。
【ゴミ屋敷が及ぼす影響】
ゴミ屋敷が及ぶす影響は悪影響なものばかりで、ゴミ屋敷が存在するメリットは1つもありません。ゴミ屋敷が及ぼす悪影響には下記のようなものがあります。
・景観を損なう
・悪臭
・カビの発生
・ゴキブリやネズミ等の害虫・害獣の発生
・火災の危険
ゴミ屋敷はゴミ屋敷の住人にも、近隣の住人にも悪影響を及ぼします。実際に様々な場所で火災などの重大な被害も起きています。
【ゴミ屋敷条例とは】
ゴミ屋敷問題解決のために、各自治体で制定されているゴミ屋敷問題に対応する条例です。条例の有無や名前は各自治体により異なります。一般的には、ゴミ屋敷の近隣住民からの苦情や相談などの申し出があり、自治体が調査を行います。不良な状態であれば、ゴミ屋敷の住人に指導や勧告を行います。ゴミ屋敷の住人が従わない場合は命令を行い、それにも従わない場合は最終的に行政代執行を行うという流れになります。
【行政代執行の場合の費用とは】
ゴミ屋敷条例の最終手段として行われる行政代執行は、ゴミ屋敷の住人に対して、行政が強制的に義務を履行し、それにかかった費用を徴収するというものです。ゴミ屋敷の相談をしても、すぐに行政代執行になるわけでは、ありませんが時間をかけ調査や勧告を行い、それでも改善されない場合は行政代執行が行われます。行政代執行の費用はゴミ屋敷の規模などによっても様々ですが、過去には200万円もの高額な費用が請求されたという事例もあります。
【ゴミ屋敷を片付ける方法】
行政代執行が履行されるというのは大変な事態ですので、ゴミ屋敷の住人やその家族は絶対に避けるべきです。そのような状態になる前にゴミ屋敷の片付けを行いましょう。
■家族や知人などで協力して片付ける
ゴミ屋敷の片付けの方法は基本的に不用品の処分と掃除が主ですので、一般の方でもできないことではありません。ただし、ゴミ屋敷の状態にもよりますが、かなりの時間がかかりますし、悪臭や害虫、カビなど体に影響を及ぼす場合もありますので、自分たちで行う場合は必ずゴム手袋やマスクを装着するなど対策を行う必要があります。
■業者に依頼する
ゴミ屋敷を家族や知人だけで片付けるというのは大変な作業ですので、プロの業者に依頼するという方法もあります。便利屋や清掃業者、不用品回収業者などに依頼することでゴミ屋敷の片付けを進めることができます。業者によって作業内容や費用が異なりますので、事前に確認し見積もりをとることをオススメします。業者に依頼する場合は数万円から数十万円の費用がかかることが一般的ですが、行政代執行になり、大金を請求されることを考えれば、決して高い費用ではありません。何より、ゴミ屋敷の住人や近隣に及ぶ危険を考えれば、業者に依頼して早く片付けるべきでしょう。
【まとめ】
今回のテーマは、「【注意】行政代執行になる前にゴミ屋敷を片付けよう!」についてでした。ゴミ屋敷は住人にも、まわりの人にも悪影響を及ぼします。行政代執行などの大変な事態になる前に、ゴミ屋敷の片付けに取り組みましょう。自分たちでの片付けが難しい場合は、業者への依頼をオススメします。