引っ越し。処分品を決めるときに気を付けたいこと
2020年6月6日こんにちは、えんどうです。
今回のテーマは、「引っ越し。処分品を決めるときに気を付けたいこと」です。
「引っ越し。処分品を決めるときに気を付けたいこと」
「引っ越しで一番大変なこと」と聞いて何を思い浮かべますか?
引っ越し業者さんの手配?引っ越しの日程調整?
恐らく一番に思い付くのはこういった問題かと思われます。
しかし、何より大変なのは「荷造りと処分品の仕分けを同時進行しなければならない」
という問題ではないでしょうか。
きっと引っ越しを一度でも経験された方であればご理解いただけるかとは思います。
「台所用品は引っ越し直前まで使いたいから後回し、土鍋やカセットコンロは季節的に使わないだろうから段ボールに詰めて……でも新居でスムーズに引っ越し作業を終えるために食器と同じ段ボールに入れたいし……」
アレコレ考えていると頭がパンクしてしまいそうになりますよね。
そこで、そんな方のお力になれるかもしれない「処分するべき用品を選ぶコツ」をご紹介いたします。
・小物には不用品が多い
引っ越しの荷造りの際に処分品を決めるときは、まず小物から始めるのをオススメします。
(ここでの「小物」は「家電や大きな家具」を除く全てを対象にしたいと思います)
と言うのも「絶対に使わない品」は間違いなく小物が大半を占めているからです。
例えば「冷蔵庫・洗濯機、机・椅子など大型家電・家具は仮に処分することが決まっていても、引っ越し日の前日までは使用する」のではないでしょうか。
ですから、処分品を決める際には小物から仕分けしていくのが良いかと思われます。
・「捨てるモノを決めるという行為」はとても疲れることなのです
ですが「モノを捨てる」という行為はとても疲れますし、なんだか億劫な気分になりますよね。大切にしていた品や思い出の品など、アレコレ考えて仕分けしていると精神的に疲れてしまいます。
また、引っ越し作業に関しては「もったいない」という日本人的な考え方が邪魔をしているのかもしれません。
ですので、ここは考え方を変えて
「必要品、不用品を直ぐに決めるのではなく、時間をおいて必要品、不用品を判断する」
という方法をとってみては如何でしょうか。
・3つのカテゴリーで仕分けしてみよう
では実際に仕分けの方法をご紹介してみたいと思います。
やり方はいたって簡単、下記の手順通りに仕分けをしていくだけです。
1 絶対に必要なモノ
これに関しては迷うことはないでしょう。
例えば新居でも使うつもりの花瓶とか、もしくは愛用している座椅子とか、お気に入りの本だとか、そういった大切なモノ・お気に入りのモノは「絶対に必要なモノ」の種類に入るでしょう。
極端な話、「思い出はあるが使っていたもワクワクしない、心を揺さぶられない」という品は「絶対に必要なモノ」に種類分けしないほうが良いでしょう。
2 絶対に不必要なモノ
お家の中を見渡してみてください。リビングやキッチン、寝室や客室など……ではありません。本当に見るべきは収納スペースや倉庫、荷物置き場などです。
なぜならリビングやキッチン、寝室、客室は人目についたり、重要な生活スペースですのでモノが小物が溢れかえっているという状況は珍しいでしょう。
いくつか小物があったとしても、それは家族であれば利便性が高いため。そこに置いてあるにすぎません。
現実に向き合って収納スペースを開けてみましょう。
3年以上来ていない服、片方だけのスリッパ、何の部品だったかわからない金具、半分使ってそのままの香水、確実に必要ありませんよね?
年単位で使っていなかったり、もう使い道がない品は「絶対に不必要なモノ」の仕分けしましょう。
3 絶対に必要か不必要か分からないモノ
上記した「絶対に必要なモノ」にも「絶対に不必要なモノ」にも仕分けできなかった品があるはずです。
例えば友人の結婚式で貰った引き出物とか、高いお金を出して買ったけど数回しか使っていない物とか、知人から貰った縁もゆかりもない異国のお土産の置物とか、処分に困るものありますよね。
そういう「捨てるのは迷うけど、必要ではないかもしれないモノ」は「絶対に必要か不必要か分からないモノ」に仕分けしましょう。
・あとは1週間寝かしてみる
3つのカテゴリーに分けた後は、それらの品を選定するために1週間ほど期間を設けます。
「絶対に必要なモノ」と思っていても全く使っていないことを知れたり、「絶対に必要か不必要か分からないモノ」であっても実は大切な品であることが知れたりします。
ですので、1週間の選定期間で出入りの激しい品は新居でも使うでしょうし、まったく使わない品は捨ててもよいと言えます。
もし、それでも迷ってしまう場合はもう1週間寝かせてみることをおススメします。
・捨てることの大切さ
突拍子もない話ですが、引っ越しの際に家にある全てモノを新居に持って行ってもいいわけです。そこは個人の自由ですし、誰にも止める権利はありません。
ですが、引っ越し料金や荷造りの観点から見ますと必要のない品を処分することが「お金と時間と労力の節約になる」のは間違いないでしょう。
ですから、引っ越しの際には出来るだけモノを処分することオススメ致します。